出産内祝いのマナーは？予算や選び方も解説

人生の大きなイベントである出産にお祝いをもらった方も多いのではないでしょうか？お祝いを受け取ったら基本的に出産内祝いを贈るのがマナーです。しかし、出産内祝いのマナーについて曖昧な方も少なくはありません。

そこで本記事では、出産内祝いのマナーから予算、選び方を解説します。出産内祝いにおすすめのギフトも紹介するので、参考にしてみてください。

出産内祝いとは？

出産内祝いとは、出産祝いの贈り主に対してお返しを贈ることです。内祝いには、出産内祝い以外にも結婚内祝いや開店内祝いがあるため、日本の風習として覚えておくといいでしょう。

しかし、出産祝いをもらった人は必ずしも出産内祝いを贈らなければならないことはありません。相手との関係性や状況次第で判断しても問題はないとされています。出産祝いに限らず、贈り物を受け取ったら何かしらのお礼をすると喜ばれるでしょう。

出産内祝いのマナー

お歳暮とは？基本的なマナーを紹介

出産内祝いの基本的なマナーについて紹介します。

手渡しの場合は事前に連絡する

手渡しで出産内祝いを贈る場合は、事前に訪問する旨を連絡しておくと誤解が生まれないのでおすすめです。郵送で贈る場合も事前に電話でお礼を伝えておくといいでしょう。

生まれたばかりの子どもを連れていけない場合は、様子や名前、写真を見せると喜ばれるはずです。内祝いを渡す際は、手提げ袋から品物を出して両手で渡すのが無難です。

必ずお礼状を添える

出産内祝いを贈る際に品物と一緒にお礼状を添えるのがマナーです。お礼状を書く習慣がない人は、文章の構成を知っておきましょう。基本的には、①感謝を述べる②子どもの名前、性別、由来③母子の様子④相手の健康を気遣う言葉の順番に書きます。また、「お返し」という言葉は「もらったら返す」という義務を想像させるため、入れないように気を付けましょう。お礼状は、お祝いをもらってから3日以内が無難です。お礼状は、シンプルに便箋のみを贈る人もいますが、子どもの写真とメッセージカードを一緒に入れて贈る方法もあります。

のし紙と包装紙を付ける

出産内祝いには、のし紙と包装紙を付けて贈るのがマナーです。のし紙には、品物を包装紙で包む「内のし」と包装紙の外側を包む「外のし」の2種類があります。

一般的には、内のしが控えめな印象があるため、選ぶ人が多いですが、贈る相手との関係性でのしの種類を変えてもいいとされています。のしには、水引の上側に「出産内祝」「内祝」と記入し、下側には子どもの名前を書きましょう。

読みにくい漢字であれば、ふりがなをつけると親切です。また、出産内祝いの水引は「蝶結び」を選ぶのが無難です。蝶結びは、何度も結び直せるため、何度繰り返しても良いことに使われます。

ただし、結婚内祝いは基本的に一度きりのお祝い事として結び切りが使われるので、間違えないように注意しましょう。

出産内祝いを渡すタイミング

出産内祝いを贈るタイミングは、出産してから1ヵ月後のお宮参りの期間に贈るのが良いとされています。ただし、産後の体調不良や慣れない育児で忙しくなる場合があるので、出産前に出産内祝いの検討しておくといいでしょう。出産祝いをもらってから遅くても2ヵ月以内に贈るのが無難です。

出産内祝いの予算

出産内祝いの予算は、出産祝いの2分の1から3分の1がマナーとされています。相手との関係性によっては予算が異なります。たとえば、目上の人から高額な出産祝いをもらった場合は、3分の1よりも低い予算に設定するケースがあります。

出産内祝いは、もらったお祝いに対する感謝の気持ちを示すためのお返しなので、高額な出産内祝いは逆に気を遣わせてしまいます。もし、1万円相当の出産祝いをもらったら、基本的に2分の1相当のお返しを用意しましょう。

出産内祝いの定番ギフト

出産内祝いの品物で迷ったら定番ギフトがおすすめです。出産内祝いの参考にしてみてください。

ギフト券

現金を渡すことに抵抗がある人は、ギフト券がおすすめです。内祝いとして贈る側にとっては、品物を選ぶ必要がないため、相手に気を遣わせない予算の範囲で用意できます。

また、期限がないギフト券であれば、好きなタイミングで好きな物を購入してもらえるメリットがあります。ギフト券を贈る際は、のし紙と蝶結びの水引をかけて渡します。

最近では、スマートフォンのアプリで電子ギフト券を手軽に贈れるので、贈る相手に合わせて検討しましょう。

カタログギフト

贈る相手の好みがわからない場合は、カタログギフトがおすすめです。カタログギフトの金額ごとにギフトの内容は異なりますが、食品や日用品、旅行まで選べるので、相手に選んでもらうメリットがあります。具体的な値段がわからないように工夫されていることから出産内祝いの定番ギフトとして選ばれています。

日用品

洗剤やタオルなど日常的に使う日用品は、使うと買い替える必要があるので、消えものとして人気のギフトです。多くの人が毎日使うため、いくつあっても困らないでしょう。相手の家庭に赤ちゃんがいる場合は、肌ざわりの良いタオルがおすすめです。家族が多い家庭であれば、食器用と洗濯用の洗剤セットを贈ると喜ばれるでしょう。

食品

普段では買えないような高級食品を贈ると喜ぶ人は多いはずです。銘柄米や高級肉は、定番のギフトとして選ばれています。最近では、赤ちゃんの体重に合わせた米ギフトも人気です。他にも賞味期限が長いドリンクは、いくつあっても喜ばれるでしょう。食品を贈る場合は、相手の好みやアレルギーを事前に聞いてから選ぶのが無難です。

出産内祝いの選び方と注意点

出産内祝いの選び方と注意点について紹介します。

相手の好みに合わせる

出産内祝いには、相手の好きなものを贈ると喜ばれるでしょう。しかし、ギフトを贈ったあとから実は苦手なものだったとわかるとお互いが気まずくなります。事前に相手の好みを聞いたり、ギフト券やカタログギフトで好きなものを選んでもらう方法があります。たとえば、相手に家族がいる場合は、人数分に合わせてお菓子や食材がおすすめです。

迷ったら消耗品を選ぶ

好き嫌いがわかれるようなギフトは、使ってもらえない可能性も少なくはないので、形に残らない消耗品をお返しに贈るのが無難です。定番ギフトでは、食品と日用品が代表的です。

賞味期限が長いお菓子やドリンクは、いくつあっても困らないので、相手の好みに合わせて選ぶといいでしょう。日用品であれば、日常的に使える洗濯洗剤やタオルがおすすめです。

縁切りをイメージさせるものは選ばない

出産内祝いでは、縁切りをイメージさせるものは良くないとされています。縁を切ることを連想させる刃物は、地域によって贈り物として避ける場合があります。

しかし、未来を切り開くという意味として捉える地域もあるため、相手が住んでいる地域の慣習を調べるといいでしょう。また、「苦」と「死」をイメージさせるクシも良くありません。一般的なマナーを守るのであれば定番ギフトを選ぶのがおすすめです。

高価なものは避ける

出産内祝いは、基本的なマナーとして相手からもらったお祝いよりも低めの金額に設定します。もし相手よりも明らかに高価なものを贈ると、恐縮する可能性があります。

しかし、あまりにも価格が低いギフトも失礼になるので、適切な金額のギフトを選ぶのが無難です。品物と一緒にメッセージカードも添えるとより感謝の気持ちが伝わるので喜ばれるでしょう。

出産内祝いには肉ギフトがおすすめ

人生のなかで特別なイベントである出産を祝ってもらった人へのお返しには、肉ギフトがおすすめです。肉が好きな人が多いことから、出産内祝いに肉ギフトを贈ると喜ばれるでしょう。

ヤザワミートオンラインでは、出産祝いのお返しにぴったりな価格帯のバリエーションを取り揃えています。出産内祝いに見合った肉ギフトが選びやすいでしょう。

出産祝いのお返しにぜひ東京・五反田のステーキハンバーグ専門店ミート矢澤の肉ギフトを試してみてください。